無知から始める読書習慣

読んだ本の感想と日々の変化記録

2021-01-01から1年間の記事一覧

『2勤5休のススメ』読書レビュー

タイトルに惹かれパッと読んでみました。 読みやすく、内容も目新しさがあり、とてもいい本でした。 2勤5休のススメ: その5日は、休むためじゃなく、人生を変えるために。 作者:藤沢篤 ファストブック Amazon 緩く働いて、緩く生きる系の本は最近多くなりま…

ヤマケイ新書『山を買う』読書感想

将来的に山に住みたくて、何か山の本はないかなと探していたらピッタリのものが見つかりました。 ヤマケイ新書 山を買う 作者:福崎 剛 山と溪谷社 Amazon タイトルの通り、山を買うことについて書かれています。 最近山を買いたいという人が増えている。 自…

『「やさしさ」と「冷たさ」の心理』読書感想

加藤諦三『「やさしさ」と「冷たさ」の心理ー自分の成長に〝大切な人〟を間違えるな』を読みました。 「やさしさ」と「冷たさ」の心理 自分の成長に“大切な人”を間違えるな PHP文庫 作者:加藤 諦三 PHP研究所 Amazon この方の本は度々読んでいます。 今回の…

『LIFE~人間が知らない生き方』読書感想

Kindleで発見し、面白そうだったので読んでみました。 LIFE<ライフ> 人間が知らない生き方 作者:麻生 羽呂,篠原 かをり 文響社 Amazon これが本当に面白くて、本を読みながら笑ったのは久しぶりかもしれない。 漫画が挿入されていて、その後に解説が入ってい…

『本質をつかむ思考法~答えのない問いに最善の答えを出す方法~』読書感想

あらゆるものが複雑に絡み合って、本当に大事なことが見えなくなる世の中です。 そんな中「本質」という言葉に注目するようになり、本質を瞬時に掴めるようになりたいと思って読んだのが伊藤真の『本質を掴む思考法』です。 kindle Unlimited読み放題にて読…

新渡戸稲造『逆境を越えてゆく者へ』読書感想

お札の人、新渡戸稲造を知るために『逆境を越えてゆく者へ』を読んでみました。 逆境を越えてゆく者へ 作者:新渡戸 稲造 実業之日本社 Amazon こちらの本は、1911年刊行の『修養』と1916年刊行の『自警』を現代人にも読みやすい形にして精選され『逆境を越え…

読書『管理職になったら読む本』レビュー

Kindle Unlimited『管理職になったら読む本』のレビューです。 管理職になったら読む本 作者:吉原俊一 ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon 管理職になったわけでも、なる予定もないし、組織に属さず個人の力で生きていける社会が理想だと考えているの…

近況 月額980円のkindle Unlimitedに入会。その他買った本について。

今年に入ってから読書が全然できていなかったのですが、読書したい欲が高まって、思い切ってkindleのUnlimitedに 登録しました。 月額980円で読み放題なのですが、一冊読んだだけで元は取れてしまうので、読書好きな人にとっても、滅多に読まない人にとって…

『神経質に対する余の特殊療法』森田正馬 読んだ感想

前回岩井寛の『森田療法』を読んだのに引き続き、森田療法を編み出した本人である森田正馬の『神経質に対する特殊療法』を読んでみました。 6969.hateblo.jp 神経質に対する余の特殊療法 作者:森田 正馬 発売日: 2016/08/25 メディア: Kindle版 まず、大正十…

『森田療法』岩井寛 読んだ感想

森田療法 (講談社現代新書) 作者:岩井寛 発売日: 2015/10/23 メディア: Kindle版 あがり症をどうにかしたかったため、以前から気になっていた森田療法を読んでみました。 この本は森田療法を創始した本人である森田正馬ではなく、もっと後に生まれた岩井寛と…

「内向型の生き方戦略」読んだ感想 ~社会から出て境地を開拓する~

その「社会維持型」の多数のための社会に馴染めないと、「〇〇病」とか「〇〇症」とかつけられてしまう。 これはもうめちゃくちゃ納得で、別にもし社会の枠にハマらずに、規定外でやっていいのであればわざわざ病名とかみんなつけられなくて済むのになと思っ…

人が増えすぎたから殺す?宮本百合子『鬼畜の言葉』読んでみた感想

「理想的なやりかたは、ひと思いに何千万を殺すか、自殺かだ。」〝ひとの命、自分の命の尊厳を知ること〟これはまさに現在進行形で胸に留めておかなければいけない言葉

短編小説『桜の森の満開の下』坂口安吾 感想ネタバレあり 青空文庫 

桜の森の満開の下 作者:坂口 安吾 発売日: 2012/09/14 メディア: Kindle版 坂口安吾の『桜の森の満開の下』という短編小説を読んでみました。 この小説を読む前に、梶井基次郎の桜の樹の下にはという短編小説を読んだのですが、どちらもパンチの効いたものな…

青空文庫〝桜の木の下には〟梶井基次郎  読書感想

夜暇だったので、何か小説を読みたいなと思い、kindleで探してみて見つけたのが「桜の木の下には」という小説です。 青空文庫なので0円で読めました。 桜の樹の下には 作者:梶井 基次郎 発売日: 2012/09/28 メディア: Kindle版 最近は明治時代や昭和初期の作…

小説『運転者ー未来を変える過去からの使者』読んだ感想 

かなり久しぶりの更新となってしまいました。 ここ数カ月全然本を読んでいませんでした。 たまには小説が読みたいなと思い、kindleで探していると何となくいい感じの本をみつけたので読んでみることに。 運転者 未来を変える過去からの使者 作者:喜多川泰 発…