無知から始める読書習慣

読んだ本の感想と日々の変化記録

青空文庫

『神経質に対する余の特殊療法』森田正馬 読んだ感想

前回岩井寛の『森田療法』を読んだのに引き続き、森田療法を編み出した本人である森田正馬の『神経質に対する特殊療法』を読んでみました。 6969.hateblo.jp 神経質に対する余の特殊療法 作者:森田 正馬 発売日: 2016/08/25 メディア: Kindle版 まず、大正十…

人が増えすぎたから殺す?宮本百合子『鬼畜の言葉』読んでみた感想

「理想的なやりかたは、ひと思いに何千万を殺すか、自殺かだ。」〝ひとの命、自分の命の尊厳を知ること〟これはまさに現在進行形で胸に留めておかなければいけない言葉

短編小説『桜の森の満開の下』坂口安吾 感想ネタバレあり 青空文庫 

桜の森の満開の下 作者:坂口 安吾 発売日: 2012/09/14 メディア: Kindle版 坂口安吾の『桜の森の満開の下』という短編小説を読んでみました。 この小説を読む前に、梶井基次郎の桜の樹の下にはという短編小説を読んだのですが、どちらもパンチの効いたものな…

青空文庫〝桜の木の下には〟梶井基次郎  読書感想

夜暇だったので、何か小説を読みたいなと思い、kindleで探してみて見つけたのが「桜の木の下には」という小説です。 青空文庫なので0円で読めました。 桜の樹の下には 作者:梶井 基次郎 発売日: 2012/09/28 メディア: Kindle版 最近は明治時代や昭和初期の作…

和辻哲郎『夢』読書感想

【痴人夢を説く】という言葉は〝痴人が夢を説く〟という事ではなく、〝痴人に対して夢を説く〟というのがシナのことわざであったとのこと。前者と後者ではまったく意味が違ってきます。本を読み終わった後に残っていたのは意外にも「寝る前に食べたものが夢…

和辻哲郎『夢』読書感想

【痴人夢を説く】という言葉は〝痴人が夢を説く〟という事ではなく、〝痴人に対して夢を説く〟というのがシナのことわざであったとのこと。前者と後者ではまったく意味が違ってきます。本を読み終わった後に残っていたのは意外にも「寝る前に食べたものが夢…

(青空文庫)小川未明の〝東京の羽根〟読んでみました

たまに小説でも読んでみたいと思い、kindleに溜め込んであった本の中から一冊選んで読んでみました。 青空文庫なので無料で読めるところがありがたいです。 東京の羽根 作者: 小川未明 発売日: 2017/01/30 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る な…