かなり久しぶりの更新となってしまいました。
ここ数カ月全然本を読んでいませんでした。
たまには小説が読みたいなと思い、kindleで探していると何となくいい感じの本をみつけたので読んでみることに。
以下ネタバレを含めて、正直な感想を書いていきます。
表紙とタイトルだけ見て読もうと決めたので、どういった内容なのかはまったくわからない状態で読みました。
大まかにストーリーを説明すると、保険屋で働くもどうも人生が上手く回っていかない主人公がある時タクシーに乗るのですが、その運転手が主人公の人生を変えるきっかけとなる。
『運転手』とは運を転換させるという意味で、ただ車を運転させているだけではない。
ただ、その運転手が最初の方は私には少し説教臭い感じに思えてしまった。
自己啓発を小説にした感じの本だなと思いました。
自己啓発本は昔よく読んでいたので、私はもう結構お腹いっぱい感があり、途中で読むのをやめようかなとも思ったのですが、やっぱり何でも最後まで見てみないとわからないものです。
やっぱり後半から面白くなってきて、最後の方は涙が出てきてしまいました。
先人が何を思って戦争で死んでいったのか、自分たちは残してくれたものをどう使い、未来に何を残すのか・・・という現代では忘れ去られてしまったようなことを思い出させてくれました。
内容も難しいわけではないので、スラスラ読める感じの小説だと思います。