無知から始める読書習慣

読んだ本の感想と日々の変化記録

小説

読書感想 童話『モモ』ミヒャエル・エンデ 作者のあとがきが印象的

童話モモについての読書感想を書くことにしました。 モモは過去に何度か読んだことがあるのですが、最近ふと思い出すことが多くなり、改めてじっくりと読んでみることにしました。 童話といえど、内容を理解するのが結構難しいと私は思う。 私は大人になって…

読書感想レビュー『アマテラスの暗号』

アマテラスの暗号 〈歴史ミステリー小説〉 作者:伊勢谷 武 Amazon 前から気になっていた本、『アマテラスの暗号』を読んでみました。 もう読む前から絶対面白いだろうなと確信していましたが、実際に読んでみて面白かったです。 AmazonのUnlimitedで読めるの…

読書レビュー『老人と海』ヘミングウェイ

度々目にすることがあったヘミングウェイの『老人と海』という小説。 なんとなく気になってずっと頭に残っていたので読んでみました。 老人と海(新潮文庫) 作者:ヘミングウェイ 新潮社 Amazon 老人と海 (光文社古典新訳文庫) 作者:ヘミングウェイ 光文社 A…

短編小説『桜の森の満開の下』坂口安吾 感想ネタバレあり 青空文庫 

桜の森の満開の下 作者:坂口 安吾 発売日: 2012/09/14 メディア: Kindle版 坂口安吾の『桜の森の満開の下』という短編小説を読んでみました。 この小説を読む前に、梶井基次郎の桜の樹の下にはという短編小説を読んだのですが、どちらもパンチの効いたものな…

青空文庫〝桜の木の下には〟梶井基次郎  読書感想

夜暇だったので、何か小説を読みたいなと思い、kindleで探してみて見つけたのが「桜の木の下には」という小説です。 青空文庫なので0円で読めました。 桜の樹の下には 作者:梶井 基次郎 発売日: 2012/09/28 メディア: Kindle版 最近は明治時代や昭和初期の作…

小説『運転者ー未来を変える過去からの使者』読んだ感想 

かなり久しぶりの更新となってしまいました。 ここ数カ月全然本を読んでいませんでした。 たまには小説が読みたいなと思い、kindleで探していると何となくいい感じの本をみつけたので読んでみることに。 運転者 未来を変える過去からの使者 作者:喜多川泰 発…

(青空文庫)小川未明の〝東京の羽根〟読んでみました

たまに小説でも読んでみたいと思い、kindleに溜め込んであった本の中から一冊選んで読んでみました。 青空文庫なので無料で読めるところがありがたいです。 東京の羽根 作者: 小川未明 発売日: 2017/01/30 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る な…

『有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。』ドリヤス工場著 【読んでみた感想】

有名文学を読んでみたいけどなかなか小説を読むゆとりがない。 そんな私が最近みつけた本が『有名すぎる文学作品を10ページくらいの漫画で読む。』です。 有名すぎる文学作品をだいたい10ページの漫画で読む。 (torch comics) 作者: ドリヤス工場 出版社/メ…

『幸福の迷宮』 レビュー

十年前に買った小説、『幸福の迷宮』です。 基本的に読まなくなった本は売っているので、十年間も手元に残っているという事は良書ということになります。 『あなたの心は迷宮に迷い込んでいませんか?』 とのことで一年に一回くらい、「なんだかちょっと疲れ…

『虹の岬の喫茶店』  森沢明夫  レビュー

虹の岬の喫茶店 (幻冬舎文庫) 小説、虹の岬の喫茶店。 これも確か本屋さんにてタイトルと表紙がなんか良さげだな~と思って買ったもの。何気にもう三回くらい読んでいます。 あまり人目に付かないような場所で年配の女性が一人で喫茶店をやっているんだけど…

小説『黄金の庭』  高橋陽子  レビュー感想

本屋さんに行った時に、タイトルと表紙に惹かれ買った本です。 162ページだけど、ストーリーがしっかりとしています。 この小説もなかなかの独特具合です。 なんていったって、ありきたりで平凡な日常の中に、閻魔様や喋るオパールの指輪、動くしゃちほこな…

小説『スーツケースの半分は』  近藤史恵

スーツケースの半分は 作者: 近藤史恵 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 2015/10/08 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (6件) を見る 本屋さんに寄ったときに表紙とタイトルに惹かれ買った本。 中身をちらっと見た時に、海外に憧れはあ…

小説『ちょうちんそで』 江國香織  レビュー

今日は、江国香織さんの『ちょうちんそで』のレビューです。 2013年発行。 これは、暇つぶしに本屋さんに行った時にたまたま発見した小説です。 本屋さんの書評が良いのと、表紙が凄く可愛いので是非とも読んでみたいと思い購入いたしました。 今回で読むの…

『君の名は。アナザーサイドストーリー』 読み終え。

小説君の名はに引き続き、アナザーサイドストーリー。 瀧君、テッシー、四葉、父が主観になった話ですね。 三葉が出てこないのでどんなもんかと、ちょっと物寂しい感じもしたのですが、見当違い。素晴らしい内容でした。 素晴らしいってもんじゃないです。 …

小説『君の名は。』

小説 君の名は。 (角川文庫) 作者: 新海誠 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー 発売日: 2016/06/18 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (40件) を見る 君の名はファンで映画館に何度も足を運んでいるのですが、そろそろ小説の方も読んでみよ…

小説 花が咲くとき   乾ルカ

花が咲くとき 作者: 乾ルカ,龍神貴之 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 2016/03/10 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る こんばんは(^-^) 今回は久々に小説を読みました! 10冊買ったとしたら、そのうち1冊、2冊くらいかな、小説を買う割合は。 五…