無知から始める読書習慣

読んだ本の感想と日々の変化記録

「内向型の生き方戦略」読んだ感想 ~社会から出て境地を開拓する~

 

 

プライムリーディングを眺めていたら気になる本があったので読んでみました。

 

 

内向型の生き方戦略という本です。

頑張っても頑張っても社会に馴染めない人におすすめです。

 

この本に書いてある通り、私も世の中には8割が社会に馴染める人で、2割が馴染めない。そういう造りになっていると思っている。

 

 

私は30過ぎまで頑張ったが、今さらになってただ無駄に消耗していたのだと気づいた。

『境地を開拓する』というサブタイトルがついているのですが、ちょうど今山暮らしを考え始めていていて、情報収集していた頃なので、タイミングよくこの本に出会えて励みになりました。

 

境地開拓といっても、山暮らしだけのことを言っているわけではないとは思いますが、とにかく人が行かないような道を行く。そうした方がいいといったことが書かれています。

 

 

今の若い世代には無駄に消耗することなく、早くこのようなことを書いている本に出逢って、一般的ではないかもしれないけど、自分にピッタリの唯一の生き方を模索してくれたら素敵だなと思います。

 

 

今、辛くて辛くて、どうしようもない人にはめちゃくちゃおすすめの本ですが、私のようにもう既に吹っ切れてしまっている人には少し退屈に思える本かもしれない。

 

 

外交的な人は「社会維持型」、内向的な人は「境地開拓型」にわけられる。

これを読んだ時にはすごくしっくりときました。

 

その「社会維持型」の多数のための社会に馴染めないと、「〇〇病」とか「〇〇症」とかつけられてしまう。

これはもうめちゃくちゃ納得で、別にもし社会の枠にハマらずに、規定外でやっていいのであればわざわざ病名とかみんなつけられなくて済むのになと思っているこの頃です。

 

しかし、そうなってくると問題なのはやっぱりお金だと思います。

たぶんお金さえあれば多少枠からはずれてようが、変わり者だと言われようが、それぞれに嫌なことは避けて、自分の特性を活かして生きていけると思いますが、基本的に内向型で困っている人というのはお金がなくて困るということに陥るのではないでしょうか。

 

一部の人はそこから抜け出せるかもしれませんが、大体の人はそのゾーンに行くまでに時間がかかるのでは・・。

 

この本ではそこまでは詳しく言及されていませんが、別の本でその方法について紹介されているようです。