無知から始める読書習慣

読んだ本の感想と日々の変化記録

読書レビュー『老人と海』ヘミングウェイ

 

度々目にすることがあったヘミングウェイの『老人と海』という小説。

なんとなく気になってずっと頭に残っていたので読んでみました。

 

 

訳者が違う本が多々出ていたのですが、Unlimitedで読める二冊を読んでみました。

どちらもそんな違いはなかったように思います。

 

私は本を読むときには知りたいことがあったり、何かを習得できればという気持ちで読むことが多いのですが、老人と海は本当にただの小説といった感じで、頭を使わずにゆったりと読むことができた。

大げさな起承転結があるわけでもなく、老人が海へ出て孤独にただ魚と格闘する。

舞台はキューバで読んでいるとその情景が浮かんできます。

 

魚の得体のしれない生命力や、老人の老いについて、解説されているわけではなくただ淡々と闘いは過ぎていく。

 

こういう読書もたまには大事だなと思いました。