レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2007/06/29
- メディア: 単行本
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今回はレバレッジ・シンキングという本を読んでみました。
三年前の私なら「レバレッジって何?」といって手には取らなかったのだろうけど、読書習慣の甲斐があって投資系の本でよく目にするようになり、気になって読んでみました。
タイトルの通り、考え方にレバレッジ(てこの原理)をかけ、少ない労力と時間で成果を得るといった内容の本です。
タイトルにある『四つの』とは
・労力のレバレッジ
・時間のレバレッジ
・知識のレバレッジ
・人脈のレバレッジ
のことです。
労力のレバレッジでは、役に立つことを無意識化・習慣化すること、読書を習慣にしている人としていない人との差は格段についてしまうということ、やらないことリストをつくるなど、労力を最小限にして成果をあげる考え方が書かれています。
時間のレバレッジは、やることの時間割を作って効率的に過ごすことの他に、睡眠についての知識や昼寝の大事さについてなども書かれてあります。
テクノロジーのレバレッジでは「パソコンの知識は早いうちから徹底的に習得するべきです」とあり、これには深く納得。
「テクノロジーに対する知識がないと無駄な労力を使い続けることになる」とのこと。
知識のレバレッジでは、読書をするだけで頭ひとつ抜け出すのは簡単なことだということが書かれています。
0から1を生み出すのではなく1を100にすること、前例を知ってマネをすることが成果に早くむすびつく。
本を読む時にはメモをして、それをかならず役立て、問題解決に使いリターンを得るという意識で読むことを勧めています。
最後の人脈のレバレッジでは「〝熱〟は伝導するものだから〝熱〟のある場所に行くようにすればそこから〝熱〟をもらってくることができるものなのだ」とあります。
マインドの高いネットワークを築き、その中に積極的に身を置くことで、自分のマインドを高める。