読書レビュー『資本主義から脱却せよ~貨幣を人びとの手に取り戻す~』
資本主義にはうんざりしているため、この本を読んでみました。
三名の方が交互に資本主義や経済について語っているので、飽きることなく読みやすかったと思います。
「国の借金」という言葉が普及し、「みんなで返さなければいけない」というストーリーが形成された
「国にお金がない」ことはすべての物事の前提となった
「予算がない」という言葉が、殺し文句として使われてきた
だから諦めてね、我慢してね、もっと頑張ってね
資本主義には欠陥がありすぎるのだということがわかる。
わかっているのに何もできないのがもどかしいですが、それでも本の中に解決の糸が見えたような気がします。
「国には予算も財源もある」という前提
物が溢れかえっている世の中でも朝から晩まで忙しく働かないといけない
豊かなのか貧しいのか
生活のために働き、生活を犠牲にする
豊かな現代に生きるはずの私たちが将来への不安や焦りを感じている根源的な理由の一つは、人生そのものが大きな負債(借り)を返すために成り立っているからである
「自由意志による契約」の様相を呈しながらも、その実、隷属関係である。
はっとさせられる文章がたくさん載っていて、これから生きていくうえで参考にしようと思った。
読書レビュー『自然農』川口由一
将来的に自分で野菜を育ててみたいなと思っています。
そこで憧れるのは農薬を使わない自然農です。
とても面白く、本の中から野菜の栄養が採れたような気持ちになりました。
農薬でのたうち回る虫を見て、逃げるように家に帰った。
この一文はとても胸に刺さるものがありました。
川口さんの地球環境への想いがもっと広がるといいなと思いました。
やはり、経済優先の消費社会は私もおかしいと思う。
おかしいと思っても何もできないところがもどかしいですが、こうやって本を読むだけでも何かが変わると信じたい。
話の流れで奥さんの大きな子宮筋腫が無くなったという話も書いてあり、子宮筋腫持ちの自分にとっては神秘的な本にも思えました。
それぞれの野菜の自然農のやり方も詳しく載っているので、自家栽培したい人のバイブルになるのではないかと思う。
写真がたくさん載っていて、文章が小さめなので電子書籍よりも紙の本での購入をおすすめする。
読書レビュー『「山奥ニート」やってます。』石井あらた
すごく憧れます。
Kindleの読み放題でみつけてさっそく読むことにしました。
この暮らし方は本当に羨ましいです。
若い時から自給自足の生活や、山、里山での暮らしに憧れがあったのでテレビで観た時には希望のようなものが湧いてきました。
山奥の限界集落の木造校舎に15人の若者で暮らしているという。
社会に居場所がない人の共同生活の場をつくるという夢をもったお爺さんがはじまりなのだそう。
「こんなクソみたいな世界、早く滅びないかな。」
著者がまだ山奥に入る前に思っていたそうです。
私も常々思って生きています(笑)
山での暮らしは引きこもっていた時と同じ、アニメ、ゲーム、SNS、寝る。だそうです。
目次からして面白いので一部抜粋すると
・みんなニートなら戦争はなくなる
・追放の条件
・川辺で文庫本を開く
・シカを捌くと眠れなくなる
・山奥を去る人
・働いたらお金が減った
・仙人と会った夜
などと、とてもそそられます。
その他、収入や生活費、女性はいるのか、年齢層、怪我や病気について、将来についてなどの質問にも答えている。
著者はそんな生活を「競争相手もいなければ、管理する者もいないユートピア。」という。
そうとはいえ、人間関係の色々はやはりあるようで、読んでいて清々しいなと思うこともあれば、生々しくどろどろしているなと思う部分もあった。
このような集落が日本にもっとたくさん増えれば幸せな人が増えるんじゃないかな。
読書レビュー『雑司が谷鬼子母神堂の力石』
結構マニアックだとは思うのですが、力石という言葉に惹かれてこちらの本を読んでみました。
雑司が谷鬼子母神堂にある9つの力石について写真付きで詳しく解説されています。
写真で見るとなんでもないように見えるただの石ですが、その石には江戸時代からの力くらべの歴史がある。
その他にも力石が色々な場所に点在している様子が写真と共に書かれていて興味深いです。
多くは神社や寺の境内、それから公園にも力石はある模様。
機会があれば自分も注目してみようと思う。
著者はその石から見えてくる先人たちの美意識や、現代人の心の弱さ、それから遠い時代の祖先たちが抱いていた石の霊力についてを述べている。
世界競技である力くらべと、日本独自の力石という力くらべは別物で、そこに日本の美意識があるという。
「石の霊力」というのも私がこの本に惹かれた一因でもありました。
読書レビュー 一度しかない人生を「どう生きるか」がわかる『100年カレンダー』
前々から気になっていた『100年カレンダー』という本を読んでみました。
インパクトのあるタイトルです。
ワークがふんだんに盛り込まれているので、電子書籍ではなく紙の本で買うことをおすすめします。
これからを本気で生きたい人、人生に変化を起こしたい人におすすめの一冊です。
今までなんかよくわからずに生きてきて、人生を振り返ったり、向き合ったりしたことがない人ならなおさらにこの一冊がいいと思います。
行きたいところはすべて行ったか?
会いたい人にはすべて会ったか?
思う存分に笑って楽しんだか?
見たいものはすべて見たか?
大切な人には思っていることを伝えたか?
なかなか踏み出せずにいる人が行動を起こすには、やはり一度人生を振り返ってから今後の見通しを立てる必要がある。
驚きなのは100年分のカレンダーが本に載っていることです。
そこに付箋にメモをして貼り付けていく作業をする。
その他にも書き込みのできるワークがところどころに出てくる。
著者はディズニーランドに長らく籍を置いていたので、ディズニーや創始者のウォルト・ディズニーのお話も随所に出てきて参考になります。
個人的に深く考えたところは、「許せない人をいつになったら許せるようになるのか?」のところでした。
人それぞれの答えがあると思いますが、私が考えた結果は自分が嫌々お金稼ぎをせずに夢が叶ったときに許せるのではないかという結論に至りました。
許せない人は許せないし、許す必要もないと今まで考えていたのですが、考え方が少し変わったのが驚きでした。
ほとんどの人はこの世に100年も生きていられない。
その中で一度は人生を振り返り、今後の予定を立てていくのもいいのかもしれません。
読書レビュー『22を超えてゆけ』辻麻里子
アカシックレコードについて知りたくて、Amazonで検索して出てきた本を読んでみました。
『22を超えてゆけ』という不思議なタイトルの本です。
とっても不思議な本です。
小説でもない、夢でも現実でもない、なんだかよくわからない文を読んでいるのだけれど、ところどころでハッとさせられる文章に出会う。
このハッとさせられる部分はきっと人によって違うのだと思う。
22って結局なんなの?と思ったまま終わると思いきや、ちゃんと理解することができたので良かった。
それはちゃんとゼロポイントフィールドにも繋がっているのです。
この本は作者が臨死体験をしたときの事を記したものだという。
最後に解説があるのですが、よくわからない人はまずそこから読んでもいいかもしれない。






