無知から始める読書習慣

読んだ本の感想と日々の変化記録

読書レビュー  一度しかない人生を「どう生きるか」がわかる『100年カレンダー』 

 

前々から気になっていた『100年カレンダー』という本を読んでみました。

インパクトのあるタイトルです。

ワークがふんだんに盛り込まれているので、電子書籍ではなく紙の本で買うことをおすすめします。

 

これからを本気で生きたい人、人生に変化を起こしたい人におすすめの一冊です。

今までなんかよくわからずに生きてきて、人生を振り返ったり、向き合ったりしたことがない人ならなおさらにこの一冊がいいと思います。

 

行きたいところはすべて行ったか?

会いたい人にはすべて会ったか?

思う存分に笑って楽しんだか?

見たいものはすべて見たか?

大切な人には思っていることを伝えたか?

 

なかなか踏み出せずにいる人が行動を起こすには、やはり一度人生を振り返ってから今後の見通しを立てる必要がある。

 

驚きなのは100年分のカレンダーが本に載っていることです。

そこに付箋にメモをして貼り付けていく作業をする。

その他にも書き込みのできるワークがところどころに出てくる。

 

著者はディズニーランドに長らく籍を置いていたので、ディズニーや創始者ウォルト・ディズニーのお話も随所に出てきて参考になります。

 

個人的に深く考えたところは、「許せない人をいつになったら許せるようになるのか?」のところでした。

人それぞれの答えがあると思いますが、私が考えた結果は自分が嫌々お金稼ぎをせずに夢が叶ったときに許せるのではないかという結論に至りました。

 

許せない人は許せないし、許す必要もないと今まで考えていたのですが、考え方が少し変わったのが驚きでした。

 

ほとんどの人はこの世に100年も生きていられない。

その中で一度は人生を振り返り、今後の予定を立てていくのもいいのかもしれません。