タイトルが気になり読んでみました。
著者の辻麻里子さんは幼少期に崖から落ち臨死体験をしたとのこと。
そのことと重ね合わせるように物語は進んでいく。
最近では目覚めている人が多くなってきているように思います。
物質主義、拝金主義の愚かさについて問題定義し、魂のあり方について説かれています。
生と死、時間、人生、宇宙と、その本質はなんなのか、読んでいるうちに染み込んでくる。
荒れ狂う大地、激動する世界、変革を迎える人々の心…。
搾取を続ける生活が臨界点に達した時、世界は大きく反転し、魂の夜明けを目撃するのだ。
と、とても力強い文章に感じました。