無知から始める読書習慣

読んだ本の感想と日々の変化記録

『なぜかまわりに助けられる人の心理術』  メンタリストDaiGo

「人は、相手を好きだから何かしてあげようと思う」

「人は、何かしてあげたから好きになってしまう」

「好かれたいなら上手に”してもらう”ことが大切」

                  -本文より

 

 

 

あれだけテレビで人を見透かす能力を持っているのだから、何か自分の知らない凄いことが書いてあるに違いないと思い購入。

 

 

読んでみると、なんの難しいことは書かれておらず、優しい心理術でなんの技法もなくすぐに実践できるような内容のものでした。

 

 

人が何かをしてあげる、助けてあげるという行為は「自分は相手に対して好意がある」ということを脳に教え込む行為。

 

だそう。

 

 

 

「何かをしてもらった」から相手を好きになるのではなく、

「何かをしてあげた」から相手を好きになる。

 

 

人は誰にでも誰かの役にたちたいという心理があるということですね。

 

 

 

 

 

他人に助けてもらう事で、他人に好かれるという一石二鳥の技について書かれているものです。

お互いにメリットがあるのがメンタリズムの醍醐味だそうで。

 

 

 

これを読んで思ったのは、テレビで披露しているメンタリズムは、

人の心を読むプラス、誘導しているんだなってこと。

 

 

 

この方は以前何かのテレビ番組で尋常じゃない量の本を読んでいると知りましたが、

この本に書かれている内容は、本を普段読まない人でも十分読みやすく優しいです。

 

 

私の心に残ったものだと、

「好かれる人」「愛される人」になるためには、かならずしも完ぺきな人間である必要はない

 

というもの。

 

 

 

 

というのは、『少しくらい他人に弱みを見せられる人間の方が好かれるし愛される』

ということです。

 

 

 

 

心理学の実験の例なども可愛らしいイラストで載っていました。

 

 

 

人に助けられることを悪用するのではなく、上手に助けられてお互い幸せになるというもの。

 

 

f:id:op33:20170901180511j:image

 

 

なぜかまわりに助けられる人の心理術

なぜかまわりに助けられる人の心理術