無知から始める読書習慣

読んだ本の感想と日々の変化記録

『夢をかなえるゾウ』の感想

前々から話題になっていたベストセラー本を読んでみました。

読書感想ブログなどでも目につくことが多かったので気になっていた本です。

アマゾンのレービュー数も1000越えということで、たくさんの人に読まれています。

 

読み始めた率直な感想は「あぁ、よくあるタイプの自己啓発本だな」と思いました。

なぜベストセラーになったのかが気になったので、レビューなどを見てしまいました。

 

そう思ったのは内容が、普通の会社に勤めている冴えない男が人生を変えたいと思った時に、ゾウの姿をしたインドの神様が現れ、その男を指導していくといった内容だったからです。しかもそのゾウは関西弁を喋っていてさらに違和感。面白くないジョークとかを入れてくるので、読むのが少しだけきつかった。

 

しかし、最後まで読もうと決めていたので、最後まで読んでみると、少しだけほろりとしてしまい、面白くないジョークにもにも不覚にも少し笑ってしまった。

温かい終わり方にほっとしました。

 

普段まったく本を読まない人にはとても読みやすく、ためになる本だと思いますが、普段から読書の習慣があり、難しい本などを読む人は、特に必要のない本だと思いました。

 

 

内容的には色んな自己啓発本に書かれている内容と変わらないです。

10年以上前の本ということで、10年前と比べて現在は

 

夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ

 

 

夢を追いやすくなってきている時代なんだなということを感じることができました。

 

多動力 堀江貴文 読んでみた感想

今回は、Amazonの評価もいいし、話題になっているということで、前から気になっていた多動力を読んでみました。

この本を読む前にネットで『多動力 感想』と検索したことがあるのですが、ADHDが付随して出てくることが多く「どのくらいのレベルの多動なのか」ということが気になっていました。そして読んでみて、想像を遥かに上回る多動だということがわかりました。

一般向けには書かれていません。

 

堀江貴文さんの本は数冊読んでいるし、YouTube動画などもたまに見ているので、今回はこの本に書かれてある内容を特別に感じることはありませんでした。

 

何故なら普段発言していることと、なんの変わりのないことが書かれてあるからです。

「たぶんこれ本人が書いてないんだろうな」ということは、読んでいてなんとなくわかりました。

 

以前は「1つの物事に集中できない人」というのは問題児扱いされていましたが、時代は変わり、逆に臨機応変に素早く動ける人間が必要な時代となりました。

しかし、未だに古い価値観は残り続けている。

学校での教育を受けただけでは現代を生き残ることは厳しくなってきて、自ら考えどんどん動ける人でなければ、本当にこの時代を生き抜くことは困難だと最近では特に感じています。

 

 

そんな時代を生き抜くための本です。

しかし、この本は堀江貴文さんの日常がそのまま書かれているというぐらいに、読んでいるだけで時間が早く過ぎ去ってしまうような、そのくらいに濃く書かれています。

 

実際に「さすがにそれは無理」ということがいくつも書かれています。

たぶんこの本にはまる人は日本人の中でも少数だと思います。

ただ、飽き性な自分をダメな奴だと思い込んでいる人にとってはとても意味のある本だろうなと思いました。

 

私も飽き性で仕事も恋愛も、趣味もコロコロ変わって何事も長く続いたことはありませんが、多動力には質も大事なんだなということがこの本を読んでなんとなく感じました。

 

さすがにここまでの多動になるつもりはありませんが、色んな人がいて、その色んな人がいるということが世の中に浸透して、もっと多様性が認められる世の中になればいいなと思います。

 

 

多動力 (NewsPicks Book)

多動力 (NewsPicks Book)

 

 

 

感想 『好きなことをビジネスにする教科書ー人生100年時代をもっと自由に生きていく』ひらまつ たかお

時代が変わってきているということを、ひしひしと感じているこの頃です。

『好きなことをして食べていく』と聞いて、「甘いことを言っている」と感じる人もいれば、それが言うまでもなく当たり前になっている人もいると思います。

特に現代では本当に自由に羽ばたいている人のなんと多いこと。

 

私自身、「仕事」が辛くて悩んでいた時期も長く、「好きなことで食べてく」ということは夢のまた夢の話でした。

最近ではとりあえず「頑張ることをやめた」ので、「仕事が辛くてうつ状態」ということがなくなりましたが、自分の好きな事をビジネスに繋げる具体的な方法がよくわかっていなかったので、今回この本を読んでみました。

 

難しい用語も出てこないし、全体的にスッキリとしていて、ビジネスのことがわからない初心者でも読みやすいと思います。

 

 

まずは「自分の好きなことは何なのか」ということさえ、毎日のしがらみに埋もれてしまっている人も多いと思います。それを見つけることから始まります。

 

そして、SNSの活用方法、ブログやYouTubeなどとどう繋げるのか、そこからどう収益になっていくのかなどが書かれてあります。

 

世の中がどういう仕組みでマーケティングを行っているのかということがわかるので、本格的にビジネスをしようという人じゃなくても、知っていて損のない内容だと思います。

 

 

 

あとがきに書いていった

本来はビジネスの勉強は、小学校、中学校でもやるべきではないかと感じています。

 という文にはひどく共感しました。

生きて行くために必要な知恵を、学校でもっと教えた方がいいと思います。

 

好きなことをビジネスにする教科書 人生100年時代をもっと自由に生きていく

好きなことをビジネスにする教科書 人生100年時代をもっと自由に生きていく

 

 

自己啓発本を読む人と、毛嫌いする人の〝間〟にあるもの

こんにちは。

私は三年ほど前からたくさんの自己啓発本を読み漁ってきました。

自己啓発本を読んでいる人を嫌う人がいるのはなぜなのか。

 今回はこのことについて書いてみようと思います。

ネットで読書についての記事などを読んでいると、自己啓発本をひどく毛嫌いしている人をたまに見かけます。

 

 

私はかつて自己啓発本をたくさん読み、その内容が定着してきたので最近では読まなくなってきました。

そこで読む人と読まない人の間には何があるのかを考えていきたいと思います。

 

目次

 

 

 

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自己啓発本には何が書かれてあるのか

まずは自己啓発には

・目標・目的を持つことの大切さ

・周りの言っていることに反応せずに、批判に強くなること

・常に学ぶ・常に改善する

・自分の感情や思考をコントロールできるようになること

・相手を変えるのではなく、自分を変える

・お金があっても幸せにはなれない

というようなことが、大体書かれてあります。

 

 

 自己啓発本を嫌う人のその理由

そして自己啓発本が嫌いな人のいいぶんとは

自己啓発本なんか読んでも意味が無い

・なんの足しにもならない

・技術系の本を読んだ方がためになる

・どの啓発本も内容は同じなのに何冊も読んでいてばかみたい

 

大体こんな感じだと思います。

 

 

自己啓発本を読む人と読まない人の間にあるもの

毛嫌いする人

自己啓発本に書いてある内容のような考え方をもともと持っている人(家庭や学校などで身についている人)が「わざわざ自己啓発本を読む意味がわからない」と言う

読まない人の脳内

自己啓発本を読まない人というのは、もともと目的を持って行動し、そのためには何をすればいいのか過程をつくるという思考回路が脳内に存在している。

 

 

読む人

この思考回路がない人が自己啓発本を一生懸命に読む人だと思います。

つまり読む人と読まない人では持っている情報量と意識レベルの差が違うということになります。

読む人の脳内

その行動するためのプログラムが脳内に組み込まれていないがために、問題の原因がなんなのかがわからず、迷宮に入ってしまった結果、自己啓発本を読むという結果になるのだと思います。要は思考停止状態にあるということになります。

 

 

 

もともと何かの目的があって行動をする癖がついている人は、そもそも自己啓発本を読む必要がありません。

自己啓発本は人類全てに必ず必要なものではないのです。

 

しかし

自分に自信のない人・支配的な環境で生きてきた人にとっては、自分で決断をくだすということがとても難しくなっています。

 

「ただやればいいだけなのに」

 

↑これが簡単にできないのです。

だから啓発本を読んで、まずは考え方の癖(マイナス思考など)を変えていく必要があるのです。

 

体は意識に従うものであれば、その意識の方ををまずははっきりとさせなければなりません。

 

 自己啓発本に嫌悪を感じる人

そして自己啓発本を揶揄している人は、

読んでいる人に対して「嫌悪」を感じているのだと思います。

その気持ちも今になれば私もわかります。

 

そういった人は「自分で決めて何かを始める」ということができない人に対して、何かじめじめとしたもの、嫌悪を感じているのだと思います。

弱い人間や頭が悪いものに対しての嫌悪だと思います。

 

また、自己啓発本には無知な人を相手にするのをいいことに、一部で高額なセミナーが行われていることも、嫌悪を感じることの理由の一つかと思います。

 

 

自己啓発本をたくさん読んだ感想

私は自己啓発本をたくさん読んだことは無駄だったとはまったく思いません。

出来上がっていなかった思考の土台の部分を自己啓発本を読むことによって、つくることができるからです。

 

そしてその脳内の思考過程が出来上がるまでにはある程度の時間がかかります。

そして、その内容が定着してきた時に、「もう必要はない」とやっと思えるようになってくるのです。

 

 ただ、高額なセミナーや、まれに詐欺的なものもまざっていることも確かにあるので、そこは気を付けるべきところだと思います。

 

 

 

 

人生を変えたオススメ自己啓発本

 最後に本当に内容が良く、私の行動をいい方向に変えてくれた本を紹介して終わります。

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 フロイト心理学とは対称的な本で、新しいものの見かたができる。

自意識過剰気味で行動できない人にピッタリの本です。

 

 

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

 

 堀江貴文さんの本の中で断トツおススメの本です。

くどいことは書いておらず、世の中はとてもシンプルなんだということがわかります。自然に行動に移そうという気持ちが出てくる本です。

 

 

 

ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。

ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。

 

 常識で言われていることとは違うことが書いてありますが「こっちが本当だ」と思えて、読んだ後気分爽快、行動することに不安を感じなくなります。今行き詰っている人、何をしたらいいのかわからない人におススメです。

 

 

 

引き寄せの法則 エイブラハムとの対話 (引き寄せの法則シリーズ)

引き寄せの法則 エイブラハムとの対話 (引き寄せの法則シリーズ)

 

 いまさら感がありますが、一回は読んでおくべき本だと思います。

同じものが引き寄せ合う宇宙の法則です。

 

 

FUCK IT 「思い込み」をぶっこわせ!: 人生が劇的に軽くなるひと言 (単行本)

FUCK IT 「思い込み」をぶっこわせ!: 人生が劇的に軽くなるひと言 (単行本)

 

 強烈なタイトルですが、「常識」や「当たり前」の中に潜む集団催眠状態から解き放ってくれる本。

 

 

 
 

 

パソコン無知。いまさらパソコンの基礎の本を読んで出てくる用語や操作を全部覚えてみる。

たった二年前までパソコンに無知だった

恥ずかしながら、つい二年くらい前まで私はパソコンを使えませんでした。

サービス業や作業系の仕事ばかりしていたので、必要に駆られることも特にありませんでした。

インターネットで検索くらいは出来るのですが、その他はまったくわからない状態でした。

 

さすがにこのままではまずいと思い、二年前にパソコンを購入。

実は人生で自分のパソコンを持つのは三回目です。

 

 

一度目は十代の頃にプレゼントで当時でいう高価なものを買ってもらいましたが、ほとんど使うこともせずに家族にあげてしまいました。

 

二度目は二十代に入ってから、「今時パソコン操作できないとかヤバい」と思い、回線業者も一緒に頼めば0円というものを購入。

しかし日々の忙しさから、そこまで有効に使うことができず、次第に埃をかぶるようになり、最終的には押し入れへ・・・。

色々な事情があってそのパソコンは使えなくなり、処分します。

 

今思うと、完全に宝の持ち腐れだったなと思います。

当時の自分に言葉をかけるなら、「わからなくてもやっておけ」と言いたい。

 

 

三度目の購入が今現在使っているパソコンになります。

仕事で必要に駆られ、家電量販店にて購入。

買ってもまた投げる可能性があるからと、そのお店で一番安いものを購入しました。

若干動作は遅いなと思いますが、パソコンが悪いのか、回線が悪いのかはわかりません。不便なところはそこだけで、以前の私とは違い、大切に使い倒しています。

 

 一人で覚える自信がなく、パソコン教室へ

「操作をしていれば覚える」とは言いますが、自分だけで解決しようと思えば以前と同じく、また放置しかねないと思ったので、当時は高い授業料を払ってパソコン教室に通っていました。

習っていたのはWordとExcelの初級編です。

 

今になって思えばあんな簡単なことをわざわざお金を払って・・・と思ったりするのですが、当時はパソコンに対して相当苦手意識があり、自主的にパソコンを覚えるのは厳しかったので、結局は行って良かったと思います。

 

それから一年以上が経った今、下手ではありますがこうやってはてなブログで文章を書いたり、他にもワードプレスで自分のサイトを作れるようになったりと、そこそこ上達していると思います。

 

本を整理していたら二年前に買ったWindows10の基礎本が出てきた

 最近断捨離をしているので、本も色々と整理していたら、パソコンの本が出てきました。Windows10の基礎本で、買った当時に一度目を通してちんぷんかんぷんで、それきりでした。

今の自分であれば、きっと理解できるだろうなと思い、今回は全部頭の中にインストールするぞ決意し丸暗記に挑戦。

 

パソコンは使いながら、わからなくなった時に覚えればいいとよく言いますが、私はこれを機会に全部頭に入れてみようと思いました。

 

方法は、パソコンを開き操作をしながら、Windowsの本を読む。

わからない単語や操作方法があったらノートに書き写していくという方法をとりました。

すぐに終わるだろうと思っていましたが、意外にもまだまだ知らない用語が沢山あったことと、300ページ以上あったということで、終わるまで三日かかりました。

 

ショートカットキーや用語など、まだ全部を覚えたわけではありませんが、理解を深めたことにより数日前まで少し残っていたパソコンに対しての〝苦手意識〟というものが無くなりました。

 

基礎編ということで、パソコンについてまだまだ知らないことはあるだろうなと思います。これからまた更に知識を深めていきたいと思います。

 

 

できるWindows 10パーフェクトブック 困った! &便利ワザ大全 改訂3版 (できるパーフェクトブックシリーズ)

できるWindows 10パーフェクトブック 困った! &便利ワザ大全 改訂3版 (できるパーフェクトブックシリーズ)

 

 

たまには詩集を眺めてみる。『愛の詩集』 市橋織江(写真) 谷郁雄(詩)

数年前購入し、あまり開くことのなかった詩集を読んでみました。

せわしない現代で、心落ち着くことができる内容です。

『愛の詩集』ということで、恋や愛について短い詩と、たまに写真が載っていて、つかの間の幸せを感じることができる。

 

写真も儚く綺麗な風景ばかりで、詩も大事なことに気付かされるような温かい詩です。

春になったら午後の日差しを浴びて紅茶でも飲みながら読みたいそんな本。

 

全部で34の詩が載っています。

その時々によって心に響くものは違いますが、今回私の心に響いてきたのが

 

 

転生

 

外は寒かった

始めて空気を吸って吐き出した

怖くて泣いた

けれど悲しみはまだ知らなかった

「女の子ですよ」と誰かが言った

「女の子なのか」と私は思った

まだ何も見えなかった人の手のぬくもりをはじめて知った

それから私は思いっきり手足をのばしてくつろいだ

息をするのに慣れてきた

もうちっとも怖くない

 

あの人もどこかで生まれ変わっただろうか?

 

『愛の詩集』より引用

 

の詩です。私は転生というものを信じているわけではありませんが、何故かこの詩には心惹かれてしまった。

〝トルソー(マネキン)が新品の服を着て、大きなバッグを持って陽が差す窓の外を眺めている〟といった写真も添えられていますが、この写真がまた詩を引き立てていてとても良い。

 

なんとなくじわっと温かくなるそんな詩集でした。

 

愛の詩集

愛の詩集

 

 

〝SEOに強い〟Webライティングー売れる書き方の成功法則64ー 読みました

文章力を上げることと、SEOを学ぶために買った本です。

SEOに関しては、一冊くらいは読んでおいたほうがいいと思いこちらの本を選びました。

300ページ程度で内容はかなり本格的で、濃いです。

この本一冊あれば、とりあえずSEOのことは一通りわかると思います。

分析するためのツール(無料サイト)も数種類載っていてとても役に立ちました。

 

企業向けのサイトを作っている人、個人でブログをやっている人どちらにも参考になると思います。

 

ライティング系の本を二冊連続読んだので、あとは色々と実践してみたいと思います。

 

 

SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64

SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64