今日は堀江貴文さんの「君はどこにでも行ける」を読みました。堀江さんの本はこれで三冊目です。
一冊目に『ゼロ~何もない自分に小さな一を足していく~』
を読んでからこの方の考え方に共鳴してしまい、気になる本があれば購入して読んでいます。
一時期テレビ業界をにぎわせていた時期もあるようですが、その頃は私はなんであんなに注目されているのかわからなかったし、自分には関係ないと思ってどうでも良かったので
『ゼロ』を買って読んだ時に初めてどんな人かがわかりました。
「そろそろ起業しよう!」と思って色々本を読み始めた時に、
「起業といえば・・ほりえもん」
って感じで何気なく買ったのがゼロです。良書でした。
今回は『君はどこにでも行ける』を読みました。
新しいものはなかなか受け入れられない日本人っていうのもたしかに他の国にどんどん追い抜かれていく原因ですよね。受け入れるのがとにかく遅い。
中国などでは若者が積極的に大きなお金を動かして稼いでいるそう。
日本には年功序列的な、保守的で年寄りが若い者を認めないで押さえつけてる感が否めないです。
あ、ちなみに私は政治経済ほとんどわかりませんのでなんとなくで書いております(笑)
グローバル化で、今までとは変わった事を受けいれないとならない。
確かに今までの成功法則の本などは、もう古いのかもしれない。
昔の本も読みつつ、新しい情報を次々に取り入れていかなければなりません。
日本はいわゆるグローバルに適していないらしい。
この本で凄く共感できたのが、テレビで「日本のここがすごい」的な番組が多すぎて気持ち悪いってところ。
日本素晴らしい!みたいな番組、多いですよね。
第一章では日本の現状、第二章では急成長しているアジア各国の経済や政治、実際に行ってみての感想などが書かれていて勉強になりました。
経済で他のアジアの国にどんどん追い抜かれてきてます。
第三章では、欧米諸国の事。
イスラエルの起業率が七割な事にびっくり。
イスラエルのユダヤ民族は長らく迫害を受け、システムの中に入れなっかったため、独立してやっていくしかなかったのだそう。そして、国家や組織に頼らないで生きて行く思想が身に着いたらしい。
私が知っている遥か何百倍も、世界はすごい勢いで発展していっています。
第四章では東京の素晴らしさについて。日本は成熟しきっているけどまだまだビジネスチャンスは色々な所にあるということですね。
「10年後の投資対効果を期待するなら教育にお金をかけるべき」は、最もその通りだと思います。貧困で能力のある子どもに教育費をかけられない親がたくさんいるのだから、行政が代わりにやるのが当たり前だとのことです。
最近ではベーシックインカムも押していますよね。
第五章は「国境は君の中にある」です。
なんかおもしろかったのが、
「このままでいいんでしょうか?などというわけのわからない悩みにいつまでも苦しまされる若者」という文章。
大体の日本人は心の奥底でこの悩みを持ちながらも、我慢して働いている人が多いのではないでしょうか。
そして、出ました。
「寿司は20年修行しないと握れないのか」
日本人がどれだけ思い込みにとらわれているかということを言っていますね。
ここに書いてあること凄くわかります。
ユーザーが満足できるものを提供することが、第一義と書いてあります。
物事の本質を見失ってはならない。
本当にその通りだと思います。
自分たちが辛い苦労をしたからと言って、若者に同じ苦労を強いるのはおかしいとのことです。
最後に・・・この方は本当に女の子が好きなんだなってことがうかがえます。
潤っている国の女の子は可愛いんだそうす。
女の子の話がよく出てきます(笑)