無知から始める読書習慣

読んだ本の感想と日々の変化記録

絵本『どこでもない場所』レビュー

 

どこでもない場所 (海外秀作絵本)

どこでもない場所 (海外秀作絵本)

 

 

こちらは絵本『終わらない夜』と一緒に購入したものになります。

 

終わらない夜

終わらない夜

 

6969.hateblo.jp

 

『終わらない夜』は基本的に夜の絵が中心なのですが、『どこでもない場所』は昼間の明るい風景が中心の絵本です。

 

山と海の境い目がない

空と木の境い目がない

海と部屋の境い目がない

など、この絵本もとても想像力が育まれる絵本です。

 

 

子供が見てもいいけど、どちらかと言うと大人向けな絵本だと思います。

 たぶん子供が見たら怖がるんじゃないかな。

 
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 一冊で一つの物語なのではなくて、ロブ・ゴンサルヴェスの絵に刺激されたセーラ・L・トムソンが文を書いた絵本になります。

 

 

 

他にもシリーズが出ているので気になるところですね。

 

夢にめざめる世界 (海外秀作絵本)

夢にめざめる世界 (海外秀作絵本)

 
真昼の夢 (ほるぷ海外秀作絵本)

真昼の夢 (ほるぷ海外秀作絵本)

 

 

 

 

 

 

 

絵本『終らない夜』レビュー


絵本は絵本でもこちらは大人が読む絵本です。

不眠に悩まされている時に『終らない夜』というタイトルに惹かれ買いました(笑)

これは買って正解。

一見不気味な感じに見えなくもないですが、とても想像力が掻き立てられる絵本です。

 

 

私のお気に入りはこちら。
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雪が気持ちよさそうなベッドになっています。

この寒い冬に寝る前にこの絵本を読むと少しほっこりします。

 


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 こんな感じで[ロブ・ゴンサルヴェス]の絵に[セーラ・L・トムソン]の書いた詩が添えられています。

 

 値段は1600+税でした。

色々とシリーズが出ているので全部揃えてもいいくらいです。

 

終わらない夜

終わらない夜

 

 

 

絵本『ミリーのすてきなぼうし』レビュー

 絵本のレビューです!

絵本は子供の心を育てるのにとても重要なものと私は考えてます。

 

私は子供はいないんですが、じゃあどうして買ったんだと言われると『帽子が好きだから』タイトルと表紙を見た時にちょっと気になり買ってみました。

 

 

 

ミリーのすてきなぼうし

ミリーのすてきなぼうし

 

 

 

主人公のミリーは小さな女の子です。

一人で帽子屋さんに入ると一見怖そうな面持ちのスーツを着たおじさんがいます。

ミリーは欲しい帽子をそのおじさんの元へ持って行きますが、高額過ぎて買えません。

というか財布の中身はからっぽです。

 

するとその店長さんは、帽子をもっているフリをしてミリーの頭に帽子をかぶせます。

ミリーは満足して店を出ました。

 

 

気難しそうな顔をしている店長さんなので、最初はどうなるかと思いますが、子供にとって本当に大事なのは物を与える事ではなく、想像力を育む事と考えると、この店長さんは無償でとてもいいものをこの女の子に与えました。

 

 

 

 

良い店長さんでした。

 
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その後、ミリーはその想像力の帽子で色々な想像をして自分好みの帽子をかぶって街を歩きます。

 

自分だけではなく、街を行く人々の頭の上にも様々な帽子をかぶっていることを想像しました。

人それぞれ全然違う帽子をかぶっています。

 

 

 

これは帽子の絵本ですが、私はこの絵本は人の脳内を表していて、人それぞれ考えていることは違くて、寂しい脳内の人がいれば自分の楽しい脳内を分けてあげることができるんだよというメッセージととらえました。

 
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子供にとっても大人にとっても想像力を働かせることはとても大事です。

この絵本は想像力の大事さを教えてくれる本でした。

 

 

 
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『人生の答えはいつも私の中にある』アラン・コーエン  レビュー

こちら数年前に買った自己啓発本。久々に読み返してみました。

この本の前後はやたらと自己啓発本を読んでいた時期なのですが、

冒頭に「自己啓発本はこれで最後になるだろう」と書かれています。

 

 

もう自分探しをする必要はなく、自分は最初から完全なのだと、ざっくりいうとそんな内容です。

上下二巻にわかれているのでコンパクトではありますがボリューミー。

宗教や神様などが頻繁に出てくるので、いかにも西洋哲学っぽい感じでガツガツしてないタイプです。

 

 

 

人生の答えはいつも私の中にある〈上〉 (ワニ文庫)

人生の答えはいつも私の中にある〈上〉 (ワニ文庫)

 
人生の答えはいつも私の中にある〈下〉 (ワニ文庫)

人生の答えはいつも私の中にある〈下〉 (ワニ文庫)

 

 

 

 

『人を操る禁断の文章術』 DaiGo

人を操る禁断の文章術

人を操る禁断の文章術

 

 

メンタリズムで有名なダイゴさんの本です。

これは非常に参考になりました。

仕事のメールでどのような内容のものなら相手に響くのか、今すぐ行動に移ろうと思う文章が書けるのかなど色々なテクニックがぎっしりなので、

マーケティングを学ぶのにもとてもいいと思いました。

 

 

 

『虹の岬の喫茶店』  森沢明夫  レビュー

虹の岬の喫茶店 (幻冬舎文庫)

虹の岬の喫茶店 (幻冬舎文庫)

 

小説、虹の岬の喫茶店。

これも確か本屋さんにてタイトルと表紙がなんか良さげだな~と思って買ったもの。何気にもう三回くらい読んでいます。

 

あまり人目に付かないような場所で年配の女性が一人で喫茶店をやっているんだけど、

そこに訪れる人々の物語です。

 

こういう物語好きなんですよねぇ(^^♪

 

店主はワケがあってその場所で一人でずっと営業を続けているんですけど、

そのワケがこれまたロマンチックで。

 

 

情景が浮かんでくるようで、入り込める小説でした。

たまたまですが、前にテレビで流れていた映画が、『ふしぎな岬の物語』といって、

虹の岬の喫茶店をもとにつくられたものでした。

 

 

 

内容は映画用につくられているのでちょこちょこ違うのですが、なんか凄い似てるなぁと思って調べたところ、やっぱり原作がこの小説でした。

 

吉永小百合阿部寛竹内結子笑福亭鶴瓶と、豪華な役者さん揃いです。

 

ふしぎな岬の物語 [DVD]

ふしぎな岬の物語 [DVD]

 

 

アマゾンで見ていたところ、漫画も出てるみたいで気になってしまいました。

ぜひ読んでみたいと思います。

表紙を見る限りイメージとピッタリの絵だと思います。

虹の岬の喫茶店(希望コミックス)

虹の岬の喫茶店(希望コミックス)

ー「最悪」は0.1秒で最高に変わるー『負の感情を捨てる方法』  中島輝

毎日が辛くて、どうしたら乗り越えられるのか、どうやっても辛さから逃れられないような時期に買った本です。

 

まずこの本を書かれた方の経歴と言うか、歩んできた道が凄まじいです。

五歳で里親の夜逃げから始まり、かなり低年齢の時に様々な精神病の発症を経験されています。凄すぎてちょっと書けませんが、本当に凄いです。

借金なども増え、自殺未遂を繰り返していた時期があるのだそう。

 

たぶん普通の人なら耐えられないような事をこの方は乗り越えている。

そんな方の書いた本なので、間違いなくヒントがつまっています。

 

独学で心理学を習得し、現在予約は半年先まで取れないのだそう。

 

 

どん底もなにも、初めから底だった人間が、今は克服して人に希望を与えている。

これって普通に奇跡事だなって思いました。

 

 

 

この本を買った後は、この本はいらなくなる。

なぜなら『負の感情を捨てる方法』の本だから。

負を捨てたあとは、もうその感情はいらないし、戻ってもこないですからね。

必要なくなるんです。

 

負の感情を捨てる方法 「最悪」は0.1秒で最高に変わる

負の感情を捨てる方法 「最悪」は0.1秒で最高に変わる