無知から始める読書習慣

読んだ本の感想と日々の変化記録

大川隆法『メシアの法』読んでみた

 

 

この間出かけたときに道端で知らない人に本をもらいました(笑)

 

断捨離を済ませた人生なので、あまり物を貰うのは好きではないのですが、去り際に渡されたためなんかそのまま流れでもって帰ることに。

 

本は好きなので何の本だろうと少し期待しながら中身を見てみると、幸福の科学という宗教の本でした‼

宗教だったんか…と心の中で呟きながらも、せっかくだからサラッと読んでみようと思いました。

 

私は組織というものが苦手なので、宗教には興味がないです。

しかしどこの宗教が何を説いているのかということには興味があります。

 

 

感想は、結構面白かったです。

全体を読んで、若者に受け入れられやすい内容なんじゃないかなと感じました。

 

ユダヤ教キリスト教や仏教系など、割と様々な歴史が出てくる。

身近な問題や、ここ数年で話題になっていることについても書かれいてます。

 

そして、基本的には共産党や中国を批判し、トランプ押しだということはわかった。

グレタについても書かれているのですが、私はグレタが何で一部の人から危険視されて叩かれているのかずっと疑問に思ってたんですよね。

読んでグレタが叩かれている理由がわかったような気がします。

 

環境問題についても調べようと思いつつ何もわからないままだったので、本を読んでざっくりとわかることができた。

 

 

驚いたのは、この本で宇宙人についても言及されていること。

実は私は最近宇宙人って地球上にいるんじゃないか?とよく考えていたので、読んでいて面白かったです。

 

特に、1945年に日本に原爆が落とされたあとくらいからUFO目撃情報がかなり増えたということ。

ロズウェル事件についても触れられている。

太古の昔から宇宙人は地球にきていたのだが、原爆が使われたということで、そこから本格介入するようになったのだという。

 

私が宇宙人について考え、調べるきっかけになったことが最近あったのですが、この本に書いてあった

『地球的に人間として言い切れないことについては、宇宙からの言葉が降りてくる』

という文を読んで思い出す。

 

そのときのことについては別ブログにて書いてあります。

頭かち割れるかと思うほどの悪夢を伴う頭痛が吐いたら治った話 - とある女の日

 

簡単にいうと、頭の中でこの世のあらゆる苦しみの悪夢がとめどなく流れ、極めつけに「逃げるな」という野太い声が聞こえたのです。

 

普通に考えると、ヤバい奴なのですが、私にとってはこれが自然に宇宙人について考えるきっかけになるできごとだったんですよね。

 

宇宙人がいるとしたら、形として存在しているのではなく、もっと別の、“形ではない何か”として存在することができるのではないかと思い始めていたころでした。

さらに別で色々と考えさせられる現象とかもあったので、そこから宇宙について考えるようになったりと、世界が広がっています。

 

また、何年も前なのですが、一時期こういった一般の常識ではないような話をよく色んな人から聞く時があったんですよね。

私はそこまで興味がなかったので、話半分で聞いていたのですが、今となってはUFOやら何やら見たと言ってた人は本当に見たんだろうなと、理解することができる。

 

アトランティス、ムー、レムリアのこととかも書いてある。

 

 

タイトルであるメシアについて。

メシアはどこから出てくるのか?

このメシアという言葉を聞くと、私は

「大体その教団のトップがメシアということになってるよな」

と、少し白けた目で見てるのですが、この本にはそんなようなことは特に見当たらなかったかなと思います。

 

寺の僧侶や教会の牧師や神父なんかは難しいと書いている。

非常に納得だったのですが、そういった所も大きな体系を作り、ピラミッド型になっていることが多いので、無理があるのだと。

 

個人的に思ってることなのですが、現代でも超能力を使える人や病気を治せる人というのは、結構な数いるんじゃないかな?

 

ただ、あまり能力が突出していると、潰される可能性がある。

たぶんそういう人は早々と周りに芽を潰されるか、それか目立たないようにして暮らしている。

 

また、多くの人を助けるものだったとしても、既存のシステムが破壊されるようなものを開発したりすると、暗殺されたり抹消されたり投獄されたり金で揉み消されたりするのだということを考えると、それは必然です。

 

歴史とはそれの繰り返しなのか、と最近ようやく理解する。

 

精神世界と、物質主義的な今の世との折り合いのつけ方についても書かれていて、読みやすかったと思います。