20代のときに、『引き寄せの法則』や『思考は現実化する』といった本に出会ったときには本当に衝撃を受けました。
考えていることが物事を引き寄せていると思って生きていなかったからです。
今となっては「そりゃそうだよな」と思うまでになったのですが、実際にその考えてから“現実化”するまでの間には具体的に何が起こっているのか?そこは曖昧なままだった。
今回そんな疑問が解けそうな本をみつけたので読んでみました。
全体的にさっぱりとしていて非常に読みやすかったです。
著者は20代の時に導かれるようにインドに何度も行ったらしい。
そこで物質化現象を目の当たりにした。
私は以前なんかの小説で読んで、インドには本当に不思議な何か(物質と非物質の間のような)があるんだろうなということが頭に残っていたので、妙に納得する話でした。
著者は基本的にはそのような話は人にしないようにしていたのだが、時代が変わって今ではこの話をしても受け入れる人が多くなったので、問題ないと本に書いている。
これに関しては私もそう思います。
私自身、昔であれば到底受け入れられなかった話を今では信じていたりする。
昔はあり得なかったことでも、時代がたつと実際はそうだよねというようなことが増えていると思います。
この本で大事なのは次元という概念です。
少し前まで私はいまいち次元というものをあまり理解していなかったのですが、ここ最近でかなり理解が深まった。
きっかけがあり、時間とか空間の概念を疑うようなことがあったのですが、そこから4次元とか5次元についてよく考えるようになった。
そして、この4次元とか5次元が、私たちのいる3次元世界の物質化に関係している。
じゃあなぜそんな面倒くさい3次元空間に自分はわざわざ存在しているのか?
これが今まですごく引っかかっていたわからない部分だったのですが、その答えがこの本には書かれていて、なんとなく納得というか、思い当たるというか、しっくりとくる答えでありました。