無知から始める読書習慣

読んだ本の感想と日々の変化記録

【入門】お金持ち生活のつくり方 感想レビュー

 

まず、冒頭から「お金持ちの家は広々としていて面積が広い」ということが書かれてあります。これは私もその通りだと思っていて、モノがない分雑念が減る。なので集中するべきことに集中ができるからお金持ちなのだということがわかります。

 

私も部屋に物が溢れている生活をしていたことがあるのですが、ある時断捨離を決めて部屋がスッキリした状態で過ごすようになると、自然と悩みなども消えていき、その分思考を生産的な部分に回せるようになるので、以前よりだいぶ楽に暮らせるようになりました。

 

しかし、シンプルな生活を手に入れたことはいいものの、お金のことについてはよくわかっていない。お金持ちになりたい!お金持ちになるためにはまず知識だ!と思い、この本を読んでみました。どちらかというと、サラリーマン向けの本になると思います。

 

 

著者の方は既に小学生の頃からお金に興味を持ち始めていたということで、さすがお金についての本を出せてしまうのだから、やっぱり興味を持って色々考えたりするのは早いに越したことはないのだろうと思いました。

 

著者によると、お金の偏差値がハイレベルな人とそうでない人との差は、ほんのわずかな知識の差でしかないとのことです。

そして、そういった側の人間を「ずるい側の人間」と表現しています。

 

 

たとえば、100万円を手に入れたとして、

お金持ちじゃない人は消費する

小金持ちは貯金する

お金持ちは投資に回す

という例がわかりやすいです。

 

私はやっと30歳になって、この資本主義社会で楽に暮らせるようになるには、投資を頭に入れることが大事だということに気がつき始め、少しずつ勉強をしていますが、まだ消費脳から脱することができずにいます。

 

特に、両親が株などに「詐欺」「ギャンブル」などの悪いイメージを持っているので、考え方が馴染むのに時間がかかりました。

しかし、世の中のことを少しずつ調べてみると、私たちが稼ぐちっぽけな労働対価とはよそに、大きな資本が動いてそれが世界を動かしているんだということがわかるようになってからは、労働する事がバカバカしく思えるようになってしまった。

 

 

しかし、投資をすることが第一歩だと思っても、その投資に回すお金が貯まらないのが貧乏人というものではないでしょうか。まず前提としてお金を貯めなければいけないのです。

 

この本では基本的に投資をオススメしているので、始めようと思っている人には参考になります。特に最終章の素人でも投資で負けない方法はとても勉強になりました。

株の知識が少しある人であれば理解ができると思います。

私も最近ボチボチと株価などをチェックするようになったので、この項目は読んでいて面白かったです。

 

ただ、投資に回してももちろん損をすることもあるので、情報収集は必要不可欠になってくると思います。

 

 

 

私は今は倹約家となりましたが、前までは働いたお金を全部ストレス発散に使うという、今考えると本当に何も考えていない行動をしていました。

今では物を買う時は数円単位で安い物を比較するし、見栄で服を買わない、無駄にコンビニに行かないなど、あらゆることを徹底しているので、当時の行動は今となっては目も当てられません。

 

 

 「家計簿の管理をする」という部分では、支出をしっかりと把握するためにとても必要だと思いました。とにかく、数字にシビアにならなければいけない。

そして機会損失や、費用対効果を考える癖も、これからつけて行こうと思います。

 

株だけではなく、服装や神棚を置くこと、時計を身に付けることなど色々なことが書かれてあります。

 

 

何もかも、若い時に知っておきたかったことばかりですが、今知れただけでもよかった。色々と実行していこうと思います。

 

 

 

【入門】お金持ち生活のつくり方―――今すぐこの習慣と思考法を身につけよう!

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