無知から始める読書習慣

読んだ本の感想と日々の変化記録

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『権威と権力』ーーいうことをきかせる原理・きく原理ーーなだいなだ著 レビュー

精神科医でもあった〝なだいなだ〟著の『権威と権力』~いうことをきかせる原理・きく原理~を読んでみました。 1974年と古い本ですが、中身がつまっていて面白く、読みやすいです。 現在でも無駄だと思われる権力がはびこっているというのに、この時代で既…

【偶然】の統計学 デイヴィッド・J・ハンド 感想

〝考えれば考えるほど起こりそうにない物事が何故起こるのかについて語っていく〟 近代科学以前のはるかかなたに起源を持っている説明は時代遅れだとばっさり言い切っています。 例えば予言や神々心霊現象、シンクロニシティ、予知などなど。 空高く投げたボ…

ロングテール 「売れない商品」を宝の山に変える新戦略 クリス・アンダーソン 感想

大衆文化といって、70~80年代はみんな同じテレビを観て、次の日の学校や会社ではかならずと言っていいほど昨日のテレビの内容で盛り上がっていました。 なので、注目を浴びればどこまででもヒットするし、どんなにいいものでもメディアに見つけてもらえなけ…