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読んだ本の感想と日々の変化

小説 『すばらしい新世界』池澤夏樹 感想

知人から五冊本を頂きました。

一冊目は『走るジイサン』を選んで読みまして、その次に選んだのが『すばらしき新世界』。池澤夏樹さんです。完全に女性作家だと思い込んでいましたが、男性の作家さんです。

 

小説はあまり読まない派の私ですが、最近は「小説っていいな」って思いつつあります。

小説を読む事によって、知識が思った以上に深まります。

自分の全く知らない世界を知ることができるわけですよ。

こういう時、この人物だったらこういう風に思うんだ。とか、こういう行動に出るんだな。とか、勉強になります。

 

それは映画とかでもいいと思うんですけど、小説の場合は「字」のみなので、想像するのは自由なんですよ。そこがいいですね。

 

大事な感想です。

この小説は2000年に世に出たものになります。環境問題の話でもあり、家族の話でもあり、ミャンマーへの旅の話でもあり、宗教の話でもありと、本当に色んな要素が詰まってます。なんといったって、700ページ以上の大作です。

哲学的だなとも感じました。

今は2017年。17年も時が立てばやはり世の中の動きや考え方、倫理などは変わっているもんだなって、読んでて思いました。

これが当時の考えか・・・と。

 

 

 夫である林太郎は風車をつくる会社で働いているのですが、ひょんなことからミャンマーへと風車を立てに行くことになるんです。

結構具体的に書かれてあるので、入り込めます。

章の始まりでは作者目線の文章が書かれてあるのが普通の小説とは違うところ。

他の作品でもこんな感じなのでしょうか。

 

話の始まりは沖縄旅行。間にミャンマーへの旅を挟み、終わりには北海道の旅で終わっています。この家族の在り方は理想だなって思いました。

 

個人的にですけど、やっぱり男の人らしい小説だなって思います。

論理的といいますか。

 

風力発電や、宗教のことなど沢山学ぶことのできた一冊です。

 

 

 

すばらしい新世界

すばらしい新世界

 

 

 

 

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