ちょっと一息つけたので、
本棚から本を一冊。
「脳の呪縛を解く方法」。
認知科学者、苫米地さんの本。
- 作者: 苫米地英人
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版
- 発売日: 2014/05/19
- メディア: 単行本
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社会的洗脳について書かれてある本です。
『ゼロ』で堀江貴文さんが、「みんな塀の中にいるわけでもないのに、どうして不自由を選ぶんだ?」
っていうのに対し、苫米地さんは「不自由を選ばされている」とこの本で言っています。
意識していないと、段々と生きづらさを感じてくる。
日本のなんともいえない、閉塞感を感じる。
この、目に見えない不自然な感情を解消するため、この本を読みました。
知識が増えたのか、以前読んだときよりも理解できました。
とても頭のいい方なので、物凄くわかりやすく優しく書いてくれていると思います。
「〇〇の仕事がやりたい」
「好きなように生きて行きたい」
「もっと自分の本音に正直に生きたい」
「新しい世界でチャレンジしたい」
「好きな事だけして暮らしたい」
そういった意志に対して脳が事前にストップをかけている。
これが『脳の呪縛』であり、バイオパワーの力である。
とあるサービス業で働いていた女性従業員が自殺した背景には、
「相手の言う事を受け入れて従う以外に自分には生きて行くことができないと最初から思い込んでいた」という思考があったそうで、
これは日本人の大半が自然と受け入れてることではないかなと思いました。
第二次世界大戦中の国民も同じだと著者は言っています。
最初からそれを受け入れるしか生きて行く道がないと思い込んでいた
というわけですね。
先進国なのになぜこんなに自殺者が多いのかというところにもきりこんでいて、その理由はやはり経済的な問題だと解いています。
そして日本の貧困問題は意図的に生み出され、意図的に野放しにされてきたといいます。
衝撃ですね・・。マスメディアが権力を監視しない理由も書かれてあります。
ちなみにこの本、2014年発行なのですが、仮想通貨のビットコインについて詳しく言及してあります。
スコトーマってやつですね。
一回目、二回目この本を読んだ時には全然気づきませんでした。ビットコインってなんだろうとも思いもせずに読み流していたみたいです。