無知から始める読書習慣

読んだ本の感想と日々の変化記録

世の中の売る仕組み 『「儲け」のネタ大全』 レビュー

 

 「自分の仕事を持てるようになりたい」と思って買った本の一つです。

タイトルがなんだかいやらしい感じがします(笑)

 

 

世の中の企業などが使っている、売るための技が書いてあり、自分が使うかは別として、

自分が物を買うときに本当に欲しいものなのか売り手に踊らされていないかなどを見極めるためには、勉強しておく価値のある本です。

 

 

前半は大企業や営業マンなどがよく使っているテクニック的な例が沢山載ってます。物を売ったり、店を出したりする際には知っておくべき知識かと思います。

 

服屋さんや、お食事屋さんでの何気ないセリフでさえ、パターン化された儲けのテクニックだったんだなと、新しい事が知れます。

 

 

例えば、服を買った時に「在庫があるか確認しますね」の一言は、

在庫があるとわかっていても、こう告げる事で、ハラハラドキドキという期待を高める事ができるのだそう。

 

 ステップ販売

アフリカとサンダルの話

回転率をあげる方法

心理的キャッチコピー

パグジャの法則

などなど

 

今まで会った営業マンとか、販売員とかの人たちはこのテクニックを使っていたのか!

と、ハッとさせられます。

 

 

本当にいいものなら、無理やりに売ることを学ぶ必要もない

とは思いますが、無駄な買い物を避けるためには知っておいて損はないものばかりでした。

 

中間部分は主に成功するためには自分をどうコントロールするかということを中心に書かれてあります。

「何をやり、何をやらないのか」ということや、

「脳に対する方向付け、関心の刷り込み」など。

 

 

後半になってくると、凄く実用的で、実際に役に立ちそうな情報が書かれてあります。

 

検索の仕方から

アフィリエイトでどのような売り方をするのか、

せどり、アプリ、ソフト、クラウドソーシングについてなど。

 

「動きの遅くなったパソコンはすぐ買い替えましょう」

「ソフトやアプリの新作情報をまとめた本や雑誌を読んでみる」

「時間の節約につながる道具やサービスにはお金をかける」

といったことは、これから意識していきたいと思いました。

 

2016年発売なので新しい情報も沢山つまっています。

ボリュームが凄い本です。

 

 

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